「TOKYO2020」ブルーインパルス

「TOKYO2020」ブルーインパルス

2021年夏、航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が「TOKYO2020 オリンピック・パラリンピック」の開会に伴い、都心上空で展示(アクロバット)飛行を行いました。

リハーサル・本番を含め、計4回の写真をまとめましたので、ご覧ください。


2021年7月21日 リハーサルフライト

写真の7機の飛行機のうち、先頭の機体がチームを率いるリーダー機です。
離れて飛んでいるのはチェイス機と呼ばれるもので、編隊全体のフォーメーションの確認や、広報用の撮影などを行っています。


2021年7月23日 オリンピックフライト

「ブルーインパルス」が出しているスモーク(煙)は、金属などを削るときに使う「切削油(せっさくゆ)」を主成分とするオイルを、機体後方から吹き出しエンジンの排気熱で気化・凝結させたものです。
五輪カラーのスモークは染料を混ぜたオイルを使用しています。


2021年8月22日 リハーサルフライト

航空自衛隊の展示飛行は1960年から始められました。
1964年の「東京オリンピック」では、今回と同様に大空に「五輪マーク」を描いたことはが存知の方も多いでしょう。
当時は、パイロットの教官たちが「ブルーインパルス」を操縦していましたが、部隊の再編により展示飛行を専任とする「第11飛行隊」として1995年12月に独立し現在に至っています。



2021年8月24日 パラリンピックフライト

「ブルーインパルス」で使用されるのは国産の「T-4練習機」です。
初代「F-86F」、2代目「T-2」に続く3代目の機体になります。
訓練で使われる「T-4」を「ブルーインパルス」用に改修した特別仕様です。
ブルーと白を主体とした塗装と、その姿から「ドルフィン(イルカ)」の愛称でよばれています。


使用機材
camera
OLYMPUS OM-D E-M1X
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20


都心上空でのフライトは、昨年5月の医療従事者への感謝フライト以来になります。
今後しばらくは、東京での展示飛行は見られそうにありません。

コロナが落ち着いたら、各地の「基地祭」などで「イルカ」たちのフライトを見に行きたいと思っています。


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「TOKYO2020」ブルーインパルス (了)